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耐光が期待できるスレン染料にて暖簾をつくる。

やっぱり手染めの風合いが好きだというお客様の中で一番気にされる部分が耐光による色褪せです。

本染め(反応染料)では避けられなく、通常撥水剤やUV剤を使って

なんとか日持ちを増やすしかありません。

ただ撥水やUVは雨風でだんだん薄れていくのでどうしても色褪せは結局のところ仕方がない。

いわゆるそれも味として受け取ってもらうのが業界通例です。
※ポリエステルと違い本当に味は出るんですよね。

 前回アニリンの黒色ように染料で色持ちを保たせるものがないかという中でスレン染料というものがあります。

ちょうど70年ぐらい前、反応染料が出てくる前はスレン染料・直接染料・硫化染料ばかりで 現在の反応染料がすべてを塗り替えた歴史があります。

 

〇下記が各染料の簡単な比較表となります。

 

綿用染料の性能・特徴比較表

染料の種類 鮮やかさ 色持ち(堅牢度) 染めやすさ コスト 主な用途・特徴
スレン染料 △ (渋い色合い) ◎ (最強クラス) × (工程が非常に複雑) × (高い) 軍服、高級衣料、ワークウェア
硫化染料 × (黒や紺のみ) ◯ (水には強い) ◯ (比較的染めやすい) ◎ (非常に安い) 作業着、学生服、デニムの黒
直接染料 ◯ (標準的) × (洗濯で落ちる) ◎ (最も簡単) ◎ (安い) 安価な衣類、家庭用の染料
反応染料 ◎ (非常に鮮やか) ◯〜◎ (高い) ◯ (安定的) ◯ (適正)

現代のTシャツやカジュアル服の主流もちろん暖簾も主流です。

という流れで現在ほとんど本染めや手染めといわれる染屋さんはほとんど反応染料が使われるようになった歴史があります。

 

よく手染めで頼りにしている職人さん(60代)に聞いたところ、親父の代ではたまにやっていたよとのこと。

難点は色が限定的・色の変化を作るのが非常に難しい・コストが高い・ムラになりやすい・染め抜きにするには生地がある程度薄手でないといけない。

昔は無地染めで良くやっていたので刷毛で染めるのは ムラになりやすいことから難しいなんて話でした。

じゃあ京都のれんはやらないの?

いや提案してなんぼでしょ。

現在でもやられている職人さん、少数ではございますがいらっしゃいます。

そして当社と仕事依頼で共にやってくださるとのこと。

さてではどうお客様に提案すればよいか?

これから考えないといけない事ですね。

通常コストよりかかっても 現在提案しているアニリン(黒)ように

実際に、納品から半年後、1年後に「選んでよかった」とお喜びの声を下さる方もいらっしゃいます。

スレン染料では、対応できる色数は多くありませんがカラー染色も可能です。

現在対応できる色味としては、深みのある青、黒に近い青、茶色、緑、深緑などがございます。

1 2 3 4 5 6 8 9 10

ご一緒している職人様が、ご希望に合わせた色を一から調色するよっと(※別途費用はかかります)言って
下さっています。

イイ感じに提案できればよいなぁ・・・

 

詳細は絶滅危惧種の暖簾ページまで

天然繊維のれんは1か月ほど納品までにお時間をいただきますが、深め青・黒より青・茶色・みどり、深緑 の色が保つ特殊な暖簾をお作りされたい方は是非当社へご相談ください。

 

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