京都のれんでは、お客様のご要望にお応えし、様々なのれんを製作しています。
この記事では、お客様からお問い合わせがあり、実際に製作させていただいた「のれんの二重仕立て」
についてご紹介したいと思います。
のれんの二重仕立てとは?
二重仕立てとはその名の通り、のれん生地を二重にして縫い合わせる技法です。
「京都のれんの生地で気に入っているものがあるけれど、もう少し生地を厚くしたい」
「透け感を無くし、なるべく光を通さないようにしたい」
というお客様のご相談を受け、製作させていただきました。
のれんの表側に表の生地・裏側に裏の生地がくるように、同じ生地を二枚に重ねて端を折りこみ周囲を縫製した後のれんの形に仕立てます。
このように二重にすることで、※厚みが増し透け感の無いお客様ご希望ののれんが完成しました。
※縫製する生地種類にもよります。
写真は縫い合わせ部分の仕上がりです。
平置き・使用中は通常のれんと見た目にさほど変わりはありませんが、表面と裏面をつまんでみると
二重になっています。

生地の透け感・厚さの比較 (検証素材:定番綿 黒)
通常のれんと二重仕立てのれんでは、はたしてどれほど生地の透け感・厚さに違いがあるのか。
京都のれんスタッフが比較写真をご用意しております!
太陽光に当てた時、ペンライトを当てた時の光の通り方と、生地アップの比較、のれんの厚みを計測しております。のれん製作のご参考になれば幸いです。
(定番綿/黒以外の生地につきましては、お手数ですがお問い合わせください。)
■太陽光に当てたとき
↓一重(通常のれん) ↓二重仕立て

一重はナチュラルな透け感があるのに対して、二重はほとんど光を通しません。
※天候やのれんの色により透け方に若干のブレがございます。
■ペンライトを当てた時
↓一重(通常のれん) ↓二重仕立て

ライトなどの強い光源はわずかに光を通しますが、一重に比べるとかなり軽減されています。
■生地アップの比較
画像の左側が一重(通常のれん)、右側が二重仕立ての生地アップになります。
よく目を凝らすと、通常のれんの方は生地の縦糸と横糸の隙間が見えて、白い机の色が見えているのがわかります。二重仕立てにすると、糸同士の隙間はほとんど見えません。
光の通し方に明らかな違いがあったのはこのためです。
※特徴が顕著に表れている生地を使用しております。生地の種類によっては異なる場合がございます。ご了承くださいませ。
■のれんの厚さの計測
↓一重(通常のれん) ↓二重仕立て


二重仕立てののれんの厚みは通常のれんのおおよそ二倍ほどの厚さになっています。
ご不明な点・製作に関するご相談等ございましたらお問い合わせフォーム(またはお見積フォーム)よりお問い合わせくださいませ。


















