毎年お受けしています京都市広告景観づくり補助金交付制度について概要を読んでびっくりしたので、
取り急ぎご連絡します。
※詳しくはこちら
2018年までは当社では染色手法としては、印染めのみの対応をしておりましたが、
なんと顔料まで対応範囲に書いてあります。下記ご確認ください。
※京都市広告景観づくり補助金交付制度の冊子より
慌ててご担当者に電話したところ、顔料であってもインクジェットプリントやオートシルクスクリーンの
ような機械のような製作手法でないかぎり、印刷手法で製作しても人間の手で製作している限りOKとの
こと、つまり当社では一部シルクスクリーンや全部シルクスクリーンに関しても対応可能ということです。
のれんの補助金は、京都の職人を守るためにできた制度 or お客様の制度?
京都の職人の伝統技術を守るということであれば本染め(※糸の中に色を染めている)に補助金を出すというのはとても良い制度だと思います。※通常本染めの方が印刷技術より高額になるので、補助金を使って染め物に触れやすいという意味から。
一方、お客様目線でみてみると、屋外でのれんを使用する場合、湿度や耐光の兼ね合いからシルクスクリーン印刷技術(※糸の上に顔料を定着して色を表現する)での製作の方が耐久年数として長くなるので(手触りに関しては全面シルクスクリーンよりも本染めの方が柔らかくしなやかで適しております。)、お客様にとってはこの製造方法に補助金が出るのは良い事ではあります。
※この補助金はのれん製作だけでなく暖簾の設置のための金具付けやのれんのデザイン代までも使えるので(当社はのれんの製作とデザインのみ行っております。)暖簾製作代は安い方がメリットがあります。
しかし、印刷技術と比べて本染め技術は通常一人前になるまで凄く時間がかかると言われています。そのため、この制度は京都の職人を守るためにできた制度なのか、それともお客様のための制度なのか。みなさまはどう思われますでしょうか?
ちなみにのれんの補助金ご相談の流れ
お問い合わせ先
京都市 都市計画局広告景観づくり推進室
電話:075-222-4137 ファックス:075-251-2877
- ①まず設置場所のご住所のご用意
- ②上記にお問合せして補助金で対応可能か?
またその屋外広告物規定を聞く(※重要になるのはマンセル値の彩度の規定) - ③サイズとデザインの相談
※当社でのれんのデザインをする場合(配置を含め)はデザイン料は発生します。 - ④お見積書とデザインをもって、京都市都市計画局広告景観づくり推進室へ相談
- ⑤補助金確定 製作といった流れとなります。